ひやさい2019 × SDGs vol.14 高校生と語る地域課題から考える未来のまちづくり

プログラム概要

語らい座大原本邸は、これまで閉ざされてきたものでも新しく建てられたものでもない、ずっと人が生活を続けてきた、生きた重要文化財です。過去を振り返るにとどまらず、時代時代の先端性・本質性を表現し、今とこれからを考え語り合う場であり、今でも大原家の鼓動が息づく「生きた重要文化財」で倉敷の魅力の一つです。SDGsゴール11住み続けられるまちづくりで持続可能な社会を目指して倉敷の経済・文化の発展に大きな貢献をしてきた大原家、特に孫三郎氏、總一郎氏の社会貢献思想、経済哲学は、倉敷の商家に脈々と伝わる「商人道」とも言うべき合理性や考え方に繋がります。大原家の魅力に触れながら、語らい座の名の通り、「今とこれからを語りあう場」として、大いに未来を語り、学びあい、自分を取り戻し、新たな発想を得る場で2030年の未来を担う高校生たちと地域課題について考えました。事前に高校生に地域課題について考えてきていただき発表をしていただきましたが、どの高校もレベルが高く驚きました。高校生の視点で見ると私たち大人では気づかない視点で新たな発見になり、私たち大人も勉強になりました。地域課題を発表した後にSDGsカードゲームを実施しました。今日会ったばかりの初めての人同士でチームになり、パートナーシップをもってゲームを進めていきました。カードゲーム終了後には自分たちの考えてきた地域課題をSDGsゴールとラベリングマッピングを行い発表していただきました。ただSDGsを受け身になって勉強するだけではなく、自分で考え行動することで普段よりも多くの学びあったと喜ばれました。持続可能を体現してきた場所で持続可能な開発のための教育(ESD)プログラムを実施致しました。倉敷の明るい未来のまちづくりについて学生と語り合うことで、持続可能な社会の実現に向けた国際的リーダーシップを発揮していく人財になってほしいと強く願います。2030年社会の主役は今の子どもたちです。私たちは未来の子どもたちのために綺麗な地球、そして幸せな社会を残してあげなければなりません。そのためにはSDGsゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)が必要不可欠です。大人と子ども、日本と世界といった大きな視野で取り組んでいくためにはパートナーシップを確立させなければなりません。大人と子ども、日本と世界を繋ぐキーワド、それが「SDGs」です。本プログラムを通じて持続可能な社会実現について必要なことを多くの皆様と学ぶことができました。

今後とも語らい座大原本邸様と倉敷青年会議所はSDGsを推進して参りますので宜しくお願い致します。

 

詳細
実施日時 2019年 9月14日(土)
13:00〜16:30
場所 語らい座 大原本邸
倉敷市中央1丁目2-1
参加費 無料(語らい座大原本邸の入館料は必要です)
準備物
定員 30名
駐車場有無 無し
雨天時 影響なし
その他注意事項 語らい座大原本邸の入館料はご負担ください
(大人:500円 高校生以下:400円 未就学児:無料)

タイムスケジュール
12:30 〜 13:00 受付
13:00 〜 13:30 高校生による地域課題発表会(ポスターセッション)
13:30 〜15:30 2030SDGsカードゲーム
15:30〜16:10 ワークショップ(SDGs17ゴールラベリングマッピング)
16:10〜16:30 ワークショップ内容発表
16:30 プログラム終了

 

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