プログラム概要
「これまでの倉敷 これからの倉敷」をテーマに300年続いている倉敷の街はどう守られてきたのか、そしてこれからどうすれば倉敷の景観や文化を守ることができるかを算数を通じて考えていきました。
歴史と文化を学びながら数学的観点を織り交ぜて、より深い学びを提供しました。美観地区の観光通りを一歩入ると、江戸時代から受け継がれた歴史文化と現代日常の生活とが交じり合う、入り組んだ細い路地がいたる所にあります。住民にとって当たり前の生活の一場面を、路地裏を歩きながら、倉敷の歴史を紐解き、日常生活では見過ごすような路地裏や建造物などの魅力ある地域資源を紹介しました。魅力を感じるだけではなく、算数めがねを通して算数の問題を通じて楽しみながら、違った視点から魅力を感じることができました。参加いただいた子どもたちは「算数が好きになった」「歴史と算数って似てるんだ」「歴史や文化を知ることが楽しかった」など、普段なかなか体験できないことから多くの学びあったと皆さん喜ばれていました。
世界の数学会でも数学とSDGSをどのように絡めるかを多く議論されています。「男女平等に数学を学ぶ機会が少ない。」
現在識字率が低いのが話題になっていますが、世界では計算をする力が身についていない国はたくさんあります。
世界のみんなが同じ質の計算力を高めることにより、「現在と過去の比較」、「現在から未来への予測」が可能になります。
ゴールを決める時には具体的な数値が必要です。そのためには数学の力が必要です。
みんなが数学を学ぶことで同じ知識を身につけコミュニケーションを図ることができます。
持続可能な社会実現のためには様々な観点で数学を活かしていかなければなりません。
障害の有無や国籍等にかかわらず、相互に尊重し合う共生社会の実現に繋げるため、障害者・外国人等に対する差別解消に向け、SDGsのいう「誰一人取り残さない」
社会の実現を目指していかなければなりません。正円に近いほど得点が高くなる円書きプログラムを通じて持続可能な社会実現に必要不可欠であるパートナーシップでつくる共生社会について学んでいただきました。
持続可能な世界の実現に向け、SDGsと数学を推進していきましょう。
詳細
実施日時 | 2019年 8月27日(火) 10:00〜12:00 |
場所 | 倉敷物語館 倉敷市阿知2丁目23-18 |
参加費 | 無料 |
準備物 | |
定員 | 40名 |
駐車場有無 | 無し |
雨天時 | 小雨決行、中止の場合は当サイトなどでお知らせします |
その他注意事項 | 動きやすい服装でお越しください |
タイムスケジュール
9:30 〜 10:00 | 受付 |
10:00 〜 10:20 | SDGs概要並びに取り組み説明 |
10:20 〜12:00 | 美観地区算数ツアー |
12:00 | プログラム終了 |