プログラム概要
今日は農業体験ということでごぼう堀り体験を行いました。子どもたちは初めて掘るごぼうに目をキラキラさせて一生懸命頑張っていました。その後はごぼうを洗う工場を見学しごぼうができるまでの工程を勉強していきました。普段何気なく食べているごぼうもたくさんの人たちのおかげで食べれていることに感謝すると共に、農業の大切さを知りました。その後は堀ったごぼうを調理し炊き込みごはんと、豚汁にしてみんなでおいしくいただきました。実際に自分たちの堀ったごぼうを食べるといつもよりおいしく感じたと参加者の方から声をいただきました。
倉敷市連島地域では昭和22年頃からごぼうの栽培が始まり、今では西日本有数のごぼうの産地であります。2016年には国の地理的表示保護制度(G1保護制度)に岡山県下の産品として初めて「ごぼう」としては全国で初めて登録され非常に魅力ある産品です。農業は食糧生産、健康、環境保全など、地球上におけるあらゆる人間社会の将来を考える上で、最も重要な役割を果たします。世界の飢餓や貧困などといったテーマが世界規模で問題視される中、農業の生産性を上げることは、SDGsゴール2の飢餓撲滅に貢献します。先進国の中でも圧倒的に食料自給率が低い日本は実に食料全体の6割を輸入に頼っています。少子高齢化のために人口が減少し続けている日本に比べ、世界の人口は増加の一途を辿っています。食料自給率を上げるためには農業就業人口を増やすことが重要で、そのためには若者の農業離れを食い止めることが必要不可欠です。倉敷が産んだ全国に誇る連島ごぼうを自分の手で掘り、郷土料理として堪能してもらうことで、倉敷の豊かな自然を感じ、郷土愛や地域資源への理解を深めると共に、地産池消の観点で農業の必要性を参加者の方々と考ることができました。本プログラムを通じて農業の視点から持続可能な社会実現について必要なことを多くの事を皆様と学ぶことができました。
今後ともJA倉敷かさや様と倉敷青年会議所はSDGsを推進して参りますので宜しくお願い致します。
詳細
実施日時 | 2019年 9月15日(日) 10:00〜13:00 |
場所 | JA倉敷かさや東部出荷組合出荷場→JAごぼう畑 倉敷市連島町連島104 |
参加費 | 1,000円(お食事、ごぼうお土産付き) |
準備物 | 軍手、小スコップ |
定員 | 30名 |
駐車場有無 | 有り |
雨天時 | 小雨決行、中止の場合は事前に当サイトなどでお知らせします |
その他注意事項 | 汚れても良い服装でお越しください 食材などのアレルギーをお持ちのお客様は、ご予約の際に予めお申し付けください |
タイムスケジュール
9:50 〜 10:00 | 受付 |
10:00 〜 10:20 | SDGs概要並びに取り組み説明 |
10:20 〜11:30 | ごぼう掘り |
11:30〜13:00 | 食事 |
13:00 | プログラム終了 |